琉球ニライ大学 - 熊本浩平

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※琉球ニライ大学は学校教育法上で定められた正規の大学ではありません。生涯学習を推進する特定非営利活動団体です。

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prof_kumamoto.jpg熊本浩平 KOHEI KUMAMOTO
西原町役場 保健師
お父RING沖縄共同代表
NPO法人ファザーリング・ジャパン

西原町役場 健康推進課勤務
町民の健康づくりを展開中

保健師の仕事は町民の健康づくりを支えることです。この仕事を展開する上で、私たちは、健康を害して苦しんでいる人たちの経験を大切にしています。

具体的には、糖尿病が悪化し全身が傷害され、目が見えなくなったり、腎臓を傷めてしまったために、
人工透析というかなりの痛みを伴う治療を行わないと生きていくことができない人達がいて、この人たちは、その病気による苦しみはもちろんのこと、多額の医療費(年間600万円)等社会に与える影響は大きいものがあります。

このような苦しみを負う人を増やさないために、住民健診を通して、自分を理解することから糖尿病などの人工透析につながる病気の予防活動(健診受診後のフォロー及び、健康情報の普及啓発、地域支援)を主な業務としています。

また、前出のような人達にもっとクローズアップしてみると土日も働かざるを得ないような環境で仕事しており、家族のために頑張っているにもかかわらず、家族より仕事が大事なのねと、家族に思われいつの間にか、ホームなのにアウェ-状態。

生活のリズムが不規則で、夕食も夜遅いので、若くして糖尿病だったり、高血圧だったりで、いったい何の為に仕事をしているの?と聞きたくなるような方が多いです。

家族にも見放された上に、生活習慣病で苦しんでいるなんて、こんな働き方をしていては日本はダメになってしまうと強く感じました。

実態の把握をして、上記のような人はハイリスクだけれど、働き方を変えないとその人はまたダメになってしまうというジレンマが私にありました。

そんなときに、出会ったのが父親支援という考え方です。

パパたちが育児にかかわることで、早く家に帰ったり、家事をしたりと、働き方が変っていったり、パパたちがつながることで地域のつながりが強化されたりと、子育てを通じて、私の悩みが解消できるのでは?と思うようになり、父親支援の重要性を感じ、現在のお父リング沖縄という活動につながっています。

担当授業:
【はたらく課】いまさらだけど、いまだから聞きたい!コームインってどんな仕事?

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