詳細
【島エコ学科】
都会のど真ん中で森林浴! 浦添大公園
日時 :2012年7月15日(日)10:00~12:30
※状況により終了時刻は遅くなる可能性あり。
教室 :浦添大公園(いこいの広場ゾーン)
※集合場所にご注意ください。
先生 :桂 浩史さん
参加費 :無料
定員 :12名
浦添市のど真ん中で森林浴?!
それができるんです!
今回の授業は真夏の暑い沖縄で、川の水音を聞きながら、亜熱帯の原生林の森を散策します。
もちろん、先生からはいろんなお話が聞けます! 浦添大公園を普段の3倍楽しみましょう!
そして、授業のあとは公園内のパーラー、または近くの八重山そばで軽い食事をしながら交流会です。
※当日は歩きやすい服装、靴でお越しください。
※日傘、防止、日焼け止めなど日差し対策をお願いします。
※水筒など、日射病対策をお願いします。
※スケジュール・終了時間は当日変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。
※大雨等で中止する場合は、当日の朝9時にメールでご連絡いたします。
<授業の内容>
9:30~10:00 受付
10:00 ニラ大の説明、先生の紹介。参加者の自己紹介
10:30 公園内散策。
12:00 授業の振り返り、管理事務所横のパーラーまたは八重山そばで昼食。交流会。
12:30 終了予定。
集合場所:浦添大公園いこいの広場ゾーン駐車場(沖縄紙業前)
※330号線からは入りにくいためご注意ください。地図のルートを参考にしてください。
より大きな地図で 7月15日集合場所 を表示
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レポート
今回の授業は、浦添大公園で森林浴。浦添大公園は3つのゾーンに別れており、それぞれ歴史・文化、遊具、自然を楽しむことができます。
今回はそのうち自然を満喫できる、いこいの広場ゾーンが教室です。
スタートからしばらくはいくつかの広場を通り抜けて行きます。
このあたりは植林されたホウオウボクや琉球松等の人工林が主に見られます。そこから、当山の石畳道の方へ行くに従い、戦後復活してきた原生林へと姿を変えます。
森の下の方から川の水が流れる音が聞こえてきます。晴れた日でもこのあたりは木の陰に覆われ、気温が少し下がったような感じがしました。
そして最初の目的地、当山の石畳と当山橋に到着しました。
橋では子どもたちが釣りをしていました。
当山の石畳は、400年ほど前に整備されました。元は首里城から浦添城を通り、普天間宮、その先は国頭まで続く大事な道。その後も補修されながら大事に守られてきた石畳です。
当山橋は大正時代に作られた石橋です。戦火を生き残り、このほど国の文化財に指定されました。
当山橋のそばにある東屋で一休み。桂先生から当山橋の下を流れる牧港川の水質についてのおはなしを伺いました。
下水道の普及によって、牧港川の水質は改善されていますが、今でもこの当山橋周辺では洗剤に由来する泡が見られるとのこと。
その原因として考えられるのが、マンション等のベランダに設置された洗濯機。そこから出る排水は、ほとんどの場合雨水と同じく、川に流れるとのこと。
再び歩き出し、ほどなくして緑のカタツムリを発見。
実はこれ、カタツムリではなくアオミオカタニシというタニシの仲間。
授業が始まる直前、沖縄特有の大雨が降っていたので、つられて出てきたのでしょう。あちこちで見つけることができました。
自然を満喫した後は、ちかくの八重山そばで食事をしながらユンタク。参加した皆さんおつかれさまでした。
(授業コーディネーター 川満)